きょうしつでビスケットマニュアル

合同会社デジタルポケット

k-20230403

「ビスケットの使い方」編

1 はじめに

2 画面・アイコン・ボタン機能説明

2.1制作画面(初心者モード)

2.2お絵かき画面

2.3個人制作画面(上級者モード)

2.4遊ぶ画面

2.5設定画面

2.6グループビュー画面

2.6.1 班設定

3 ビスケットの使い方

3.1絵を描く

3.2メガネを使って命令を作る

3.3完成した絵の続きを描く・絵を削除する

3.4ビスケットランドを表示する

3.5絵を回転させる

3.6「さわると」の命令を作る(上級者モードのみ)

3.7音を鳴らす(上級者モードのみ)

3.8数値指定で絵を回転させる / 座標指定して絵を動かす(上級者モードのみ)

 はじめに

「きょうしつでビスケット」は、「ビスケット」本体と「きょうしつでビスケットシステム」で成り立っています。

▶︎「ビスケット」本体:

本棚の本を開いた後に起動するアプリ

(制作画面・お絵かき画面・ビスケットランド画面など)

▶︎「きょうしつでビスケットシステム」:

クラス管理をするためのシステム

(児童/生徒の作品管理・本の追加・本棚の整理・班設定など)

※このシステムは児童/生徒は使用しません。先生のみ使用します。

このマニュアルは「ビスケット」本体の使い方について記載しております。

「きょうしつでビスケットシステム」については「きょうしつでビスケットシステムの使い方編」をご覧ください。

画面・アイコン・ボタン機能説明

ここではビスケットの各ページについて説明します。

※本の編集をすると、ボタンの表示/非表示などが変わります。

詳細は「きょうしつでビスケットシステム の使い方」をご参照ください。

2.1制作画面(初心者モード)

①ステージ        ②メガネ置き場 ③部品置き場

※初心者モードでは、メガネの左と右に入れる絵は同じ数にします。

左右の絵の数が同じでない場合、メガネが赤くなり、メガネが壊れます。

[鉛筆ボタン]お絵描き画面へ

[めがね]プログラムを作る

[バツボタン]本棚に戻る

[左矢印ボタン] 前ページに戻る

[左矢印ボタン] 前ページに戻る

[点々ボタン]グループビュー画面

2.2お絵かき画面

①カラーパレット②線の太さ③色の透明度

[まるボタン]お絵かき完成

[戻るボタン]1つ前に戻る

2.3個人制作画面(上級者モード)

[音符マーク]音を鳴らす命令

[指マーク]「さわると」の命令

[設定ボタン]設定画面へ

[遊ぶボタン]遊ぶ画面へ

[回転ボタン]回転モードのON/OF

2.4遊ぶ画面

[バツボタン]制作画面に戻る

[戻るボタン]はじめから遊ぶ

[プラスボタン]遊ぶ画面をダウンロードする (準備中)

※メガネで[指マーク]を使って「さわると」の命令を作った場合、遊ぶ画面でタッチすることで「さわると」のプログラムが動きます。

2.5設定画面

①背景色パレット:上がステージ上部、下がステージ下部の色に対応している

②横方向のループ設定:左に合わせるとつながる、右に合わせるとつながらない

③縦方向のループ設定:左に合わせるとつながる、右に合わせるとつながらない

④速度設定:かめ方向にするとゆっくり、うさぎ方向にすると速い

⑤方眼紙設定:一番左に合わせると自由、左方向にすると方眼紙モード(小)、右方向にすると方眼紙モード(大)

2.6グループビュー画面

 [点々ボタン]をタッチするとグループビューが見られます。

グループビュー画面

*表示例 先生

*表示例 児童/生徒

① 作品画面 ② グループビューボタン

         

③ グループの選択 …選んでいるグループの名前を押すたびにグループが切り替わります(グループ設定時に表示されます)。

※グループの設定については、「きょうしつでビスケットシステム の使い方」をご参照ください。

<④〜⑦表示モードの切り替え>

④ メガネ …作品のメガネを見ます。

⑤ あそぶ …作品だけを大きな画面で見せます。タッチで遊ぶこともできます。

⑥ みんな …グループの作品を一覧します。

⑦ ランド …クラス、もしくはグループ全員のステージの作品を集めて表示します。

⑧ ページの移動   …左右の矢印でページを移動できます。数字は現在のページ番号です。

⑨ メガネをさわる …メガネを編集できます。

 *編集内容は保存されません。作り方を見せるために使います。

⑩ 名前ボタン …名前を選択するとその人の作品に変わります。

11 オート …指定した秒数で自動的に切り替わります。「あそぶ」のモード

 で使うと作品のスライドショーになります。秒数は3、5、8、15、20、 30から選びます。

12 班編集 …  先生のみ表示されます。グループごとの設定ができます。

13 workshoplink … 先生のみ表示されます。開発中の機能です。

14 ギャラリーに送る … 先生のみ表示されます。ギャラリーに送ります。開発中の機能です。

15 all …先生も含む全ての作品を一緒に表示します。

16 とじる …グループビューを閉じます。

*グループ(班)設定をしていない場合は、グループ切り替えボタンは表示

 されません。

*グループビューにはグループのメンバー(児童、参加者)のみ表示されます。

*先生の作品も含めて表示するには[all]ボタンをONにします。

[メガネ]選択時の画面

 [あそぶ]選択時の画面

[メガネ]・[あそぶ]画面で、[オート]を選択すると、左の数字の秒数ごとに

スライドショーで表示されます。発表の時などにお使いください。

切り替えの秒数は、3秒、5秒、8秒、15秒、20秒、30秒が選べます。

左の数字を押して時間を切り替えてください。

[あそぶ]選択時は、タッチを使って実際に遊ぶことができます。

児童/生徒がお互いの作品で遊びあう時や発表等に使えます。

[みんな]表示画面

作品をクリックするとその人の「メガネモード」になります。

グループの進行を一覧するのに便利です。

[ランド]表示画面

[ランド]を選択すると、一つの画面上に作品を集めて表示できます。

ランドモードの機能

ランドモードでは、作品の混雑具合を調整するボタンが用意されています。

小さい・大きい …表示されている絵を小さく・大きくできます。

少ない・多い …同じ種類の絵を表示する上限を少なく・多くします。模様ランドの

 ように絵が増え続ける作品に使います。最初の上限が100で、それより1.4分の1,

  1.4倍ずつ変化させます。

all …グループに関係なく先生も含む全ての作品を一緒に表示させます。

閉じる …グループビューの表示を終わります

ランドモード例 小さく表示

ランドモード例 大きく表示

ランド画面の時、右上のボタンは3秒ほどで表示されなくなりますが、ボタンの

あったところをタッチすると、またボタンを表示させることができます。

2.6.1 班設定

(1)制作画面で [点々ボタン]をタッチしてグループビューを開きます。

(2)[班編集]ボタンを押します。

(3)グループ名を押します。

(4)グループ名を書いて、[OK]ボタンを押します。

(5)グループ名と、そのグループに入る児童/生徒の名前を選択します。(選択すると、青い背景で表示されます。)

(6)他のグループも同様に設定し、[もどる]ボタンで戻ります。

グループを削除する場合は、班の名前を洗濯して、[グループ名の削除]ボタンを押します。

(7)右上に班のボタンが表示され、押すたびに切り替わるようになりました。

3 ビスケットの使い方

3.1絵を描く

(1)制作画面で[鉛筆ボタン]を押します。

(例:初心者モード)

(2)お絵かき画面で絵を描きます。

※お絵かき画面の各ボタンの説明については、2章をご覧ください。

(3)描き終わったら、[まるボタン]を押して制作画面に戻ります。

3.2メガネを使って命令を作る

(1)制作画面で、絵をステージに置きます。

(2)メガネをメガネ置き場に置き、メガネの左と右に絵を入れます。

※初心者モードでは、メガネの左と右に入れる絵は同じ数にします。

左右の絵の数が同じでない場合、メガネが赤くなり壊れます。

3.3完成した絵の続きを描く・絵を削除する

(1)部品置き場にある絵を長押しします。

(2)お絵かき画面が出てきますので、ここで続きを描くことができます。

  また、[戻るボタン]を何度も押してまっさらな状態にして[まるボタン]を押すと絵を消すことができます。

3.4ビスケットランドを表示する

(1)制作画面で、[点々ボタン]を押してグループビュー画面を開きます。

 

(2)[ランドボタン]を押してビスケットランドを表示します。

3.5絵を回転させる

回転ボタンの表示、非表示は、本の編集で設定することができます。

本の編集方法は「きょうしつでビスケットシステムの使い方」をご参照ください。

(1)制作画面で、[回転ボタン]を押します。

(2)[回転ボタン]がへこんだ状態で、回転したい絵を押します。

(3)絵の下側に点線が出てきますので、これをなぞって絵を回転させます。

3.6「さわると」の命令を作る(上級者モードのみ)

(1)メガネの左側に、[指マーク]を置きます。

例1:「何もないところをさわると」の命令

例2:「絵(たまご)をさわると」の命令

(2)さわったらどうなってほしいかを、右のメガネで作ります。

例1:「星が出てくる」の命令

例2:「絵が変わる(たまごが割れる)」の命令

3.7音を鳴らす(上級者モードのみ)

自分で本を編集して音を鳴らすページ(音符マークを表示)を作れます。

※本の編集方法は「きょうしつでビスケットシステム の使い方」をご参照ください。

(1)[音符マーク]を取り出すと、1オクターブ(ドレミファソラシド)の中から

ランダムに音が出てきます。

例:[音符マーク]を5こ取り出した画面

(2)メガネの右側に、好きな音の[音符マーク]を置きます。

例1:「絵(潜水艦)がステージにあったら音が鳴る」の命令        

(3)もっと高い音や低い音、半音を出したい場合は、[回転ボタン]を押します。

(4)[回転ボタン]がへこんだ状態で、[音符マーク]を押します。

(5)[音符マーク]の下側に出た点線をなぞって音を変えます。

        

3.8数値指定で絵を回転させる / 座標指定して絵を動かす(上級者モードのみ)

「数値モード」が設定されたページでは、絵が動く方向や回転の角度を数値で指定できます。

※「数値モード」は、自分で本を編集して「数値モード」をONにすることで使用できます。本の編集方法については「きょうしつでビスケットシステム の使い方」をご参照ください。

(1)数値モードの制作画面で、絵を長押しします。

(2)数値指定画面が表示されます。[+][ー]ボタンで数値を変更して、絵の座標の位置を決めたり、絵を回転することができます。

[一番上の数字] 横位置(x)の座標

[真ん中の数字] 縦位置(y)の座標

[一番下の数字] 回転度数

※メガネの左と右の絵で数値指定画面を表示するとわかりやすいです。

※制作画面に[回転ボタン]がなくても回転できます。

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