きょうしつでビスケットマニュアル

合同会社デジタルポケット

k-20240213版

「オリジナル教材開発」編

1. はじめに

1.1利用するためのURL

2 本の編集

2.1 本の設定を変更する

2.1.1部品(絵)の追加、背景の色の変更

<補足:各設定の実施方法詳細>

A あらかじめ絵やメガネを用意しておく

B 画面設定を変更する(背景色/上下左右のつながる・つながらない/速度/方眼紙モード)

C ステージサイズを変更する

D 初心者モード / 上級者モード を変更する

E 各ボタン[鉛筆/回転/設定/指マーク/音符マーク]やメガネの表示 / 非表示を変更する

F 共有機能を使う / 使わない を変更する

G メガネマスクを使う / 使わない を変更する

H 数値モードにする / しない を変更する

I 割れたメガネにする/しないを選択する

2.1.2部品(絵)の大きさや設定を行う

2.1.3新規ページを追加する

2.1.4ページを複製する

2.1.5ページの順序を入れ替える

2.1.6ページを削除する

2.1.7本のアイコンを作成する

1. はじめに

「教材を自分で開発する人向けマニュアル」では、追加した白紙のブック(自由帳)などの表紙やタイトルを変更したり、授業の目的に合わせたページ内容に自由にカスタマイズすることができます。

例えば、

・授業で使う絵をあらかじめ配っておく

・使うボタンを制限する

・あらかじめ作ったプログラム(メガネ)を隠したページを用意し、ステージの動きと同じになるプログラムを次のページで作る、という構成にするなど、様々な用途に合わせた教材作りをすることができます。

1.1利用するためのURL

*2024/2/5の時点のURLです。

 現時点では、以下のURLを使用することで本の編集を行うことができます。

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

「きょうしつでビスケット」         https://online.viscuit.com/v2/all?server=7

「みんなでビスケット」                https://online.viscuit.com/v2/all?server=4

––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––

これまでのQRコードのURL

https://online.viscuit.com/v1/all?server=7&share=XXXXXXXXX

の形式の場合は、「v1」の部分を「v2」に置き換えることで、その他は同じURLが使えます。

今後、異なるURL(v1など)でも、使用できるようになる予定です。

2 本の編集        

追加した本の設定を変更したり、先生が書いた絵をつかうこともできます。

これらの操作は全て「本の情報を編集する」画面から行います。

※本の編集は、児童/生徒が対象の本を開く前に実施してください。

 もし先に児童/生徒が対象の本を開いてしまった場合、編集内容が反映されません。

2.1 本の設定を変更する

本に入っているボタンの表示/非表示を設定したり、先生が描いたオリジナルの絵を配ることができます。

(1)「クラスページ」で、[本棚編集]ボタンを押します。

(2)タイトルを変えたい本の右にある[編集]ボタンを押します。

 

(3)ここで、設定していきます。

上の段が、設定されているボタン/機能です。

赤くなっているのが、隠されているボタン/機能です。

ボタンの説明

赤く反転しているボタンは、設定されていない機能です。

ボタンを押すことで、その機能を使うか使わないかを設定できます。

[遊ぶボタン]遊ぶ画面へ

ボタンの表示/非表示

[点々ボタン]グループビュー画面

ボタンの表示/非表示

[鉛筆ボタン]お絵描き画面へ

ボタンの表示/非表示

[回転ボタン]回転モードのON/OF

ボタンの表示/非表示

[指マーク]「さわると」の命令

ボタンの表示/非表示

[音符マーク]音を鳴らす命令

ボタンの表示/非表示

[設定ボタン]設定画面へ

ボタンの表示/非表示

share

*開発中の機能になります。

drawer

引き出し*開発中の機能になります。

numpos

数字の回転*開発中の機能になります。

superglass

割れたメガネ*開発中の機能になります。

senser

センサー機能

センサー編のマニュアルをご参照ください。

dpos

*開発中の機能になります。

2.1.1部品(絵)の追加、背景の色の変更

ページの編集はそれぞれの制作画面ごとに行います。

ここで絵やメガネをあらかじめ用意したり、設定画面の内容をあらかじめ変更することで、児童/生徒の制作画面に反映されます。

(1)「本の情報を編集する」画面で、[open master]ボタンを押します。

(2)[右矢印ボタン]と[左矢印ボタン]を押して、編集したいページに移動します。

   この制作画面上でページの編集ができます(編集方法は後述します)。

 

※ステージの色やボタンの種類は一例です。本によって異なります。「master」の表示があります。

(3)[歯車]を押すと、設定画面が表示されます。

 この各設定もあらかじめ設定しておくことができます(編集方法は後述します)。

 

※設定画面の各機能説明は「ビスケットの使い方編」をご参照ください。

(4)さらに[詳細設定]ボタンを押すと、詳細設定画面が表示されます。

 ここで、各ボタンの表示/非表示や、高度な設定を行うことができます。

  (編集方法は後述します)

*細設定画面の例

        

ボタン名

説明

ステージサイズ

数値を直接入力して、ステージサイズを変更できます。

アイコン3マス/4マス

アイコン制作用のボタンです。押すとステージが正方形になり絵が大きくなりますが、ここでは使いません。

標準/正方形/たて長

これらを押すと、ステージサイズ欄にそれぞれの推奨値が設定されます。

上級者

ON:上級者モード、OFF:初心者モード(※1)

メガネマスク

ON:あらかじめ作ったプログラム(メガネ)を「?」マークで隠すことができます(プログラムは動きます)。

OFF:メガネマスクなし

保存する

ON:保存する、OFF:保存しない

鉛筆ボタン

ON:鉛筆ボタンあり、OFF:鉛筆ボタンなし

回転ボタン

ON:回転ボタンあり、OFF:回転ボタンなし

設定ボタン

ON:設定ボタンあり、OFF:設定ボタンなし

メガネ

ON:メガネあり、OFF:メガネなし

音符

ON:音符マークあり、OFF:音符マークなし

指マーク

ON:指マークあり、OFF:指マークなし

ひきだし

★開発中の機能です。しばらくお待ちください。

共有

★開発中の機能です。しばらくお待ちください。

グループ

ON:点々ボタンあり、OFF:点々ボタンなし

割れたメガネ

ON:割れたメガネあり、OFF:メガネ割れない

数値指定

ON:数値モード(※2)、OFF:通常モード

微調整

ON:微調整パネルあり、OFF:なし

最大オブジェクト数

同じ部品を複製できる数を調整できます。

(※1)それぞれのモードの違いは「ビスケットの使い方編」をご参照ください。

(※2)数値指定で座標や回転角度を指定できるモードです。使い方の詳細は「ビスケットの使い方編」をご参照ください。

<補足:各設定の実施方法詳細>

A あらかじめ絵やメガネを用意しておく

 あらかじめ用意しておきたい絵やメガネ、ステージの状態(絵を置いておく)などを、通常のビスケットの制作と同じように作ります。

 

  あらかじめ絵(りんご)を描き、「さわるとりんごが出てくる」メガネを用意した例

B 画面設定を変更する(背景色/上下左右のつながる・つながらない/速度/方眼紙モード)

 (i)設定画面を表示し(※)、各機能を設定します。

 

  ※設定画面の表示方法は上記(1)〜(3)をご覧ください。

  ※設定画面の各機能説明は「ビスケットの使い方編」をご参照ください。

C ステージサイズを変更する

 ステージサイズを直接数値指定したり、[標準][正方形][たて長]のボタンを押して推奨サイズに変更することができます。

 (i)詳細設定画面を表示し(※)、ステージサイズの数値入力や[標準][正方形][たて長]のボタンを押してステージサイズを変更します。

 

   ※詳細設定画面の表示方法は上記(1)〜(4)をご覧ください。

   ※各機能説明は「ビスケットの使い方編」をご参照ください。

  [標準]設定時の制作画面        

 

 

  [正方形]設定時の制作画面        

 

  [たて長]設定時の制作画面

 

 

D 初心者モード / 上級者モード を変更する

 ビスケットには2種類のモード「初級者モード/上級者モード」があり、詳細設定画面にて切り替えることができます。

 (i)詳細設定画面を表示し(※)、[上級者]チェックボックスでモードを切り替えます。

モード

説明

初心者モード

※[上級者]チェックボックスをOFFにする

メガネの左と右に入れる絵は同じ数にします。左右の絵

の数が同じでない場合、メガネが赤くなり壊れます。

 

上級者モード

※[上級者]チェックボックスをONにする

メガネの左と右に入れる絵の数の制限がありません。

※詳細設定画面の表示方法は上記(1)〜(4)をご覧ください。

E 各ボタン[鉛筆/回転/設定/指マーク/音符マーク]やメガネの表示 / 非表示を変更する

 (i)詳細設定画面を表示し(※)、[鉛筆/回転/設定/指マーク/音符/メガネ]チェックボックスで表示/非表示を切り替えます。

チェックボックス

説明

鉛筆ボタン

児童/生徒に絵を描かせず、あらかじめ用意した絵だけで授業を進める場合はOFFにします。

回転ボタン

「絵を回転させる」命令を作らない場合はOFFにします。

設定ボタン

児童/生徒に設定画面を見せたくない場合はOFFにします。

指マーク

「さわると」の命令を作らない場合はOFFにします。

音符

「音を鳴らす」命令を作らない場合はOFFにします。

メガネ

絵を並べるページとして使用するなど、プログラムを作らない場合はOFFにします。

点々ボタン

児童/生徒にグループビューを表示させない場合はOFFにします。

  ※詳細設定画面の表示方法は上記(1)〜(4)をご覧ください。

F 共有機能を使う / 使わない を変更する

 グループ:ONにすると、児童/生徒の画面に[点々]のボタンが表示され、お互いの作品を見ることができます。

 *班設定をした場合グループに入っていない子どもの作品が表示されなくなるので、必ずどこかのグループに属するようにしてください。

G メガネマスクを使う / 使わない を変更する

 メガネマスクとは、あらかじめ作ったプログラム(メガネ)を「?」マークで隠すことができる機能です(プログラムは動きます)。

 例えば、1ページ目でメガネマスクをして作品の見本を見せ、次のページで見本と同じプログラムを作るといった教材作りに便利です。

*一度メガネマスクを設定したページでは、作品の保存はできませんのでご注意ください。

 例:あらかじめ作成したプログラムのメガネマスクをONにする

   メガネマスク:OFF時の制作画面

 

 

   メガネマスク:ON時の制作画面

 

H 数値モードにする / しない を変更する

 「数値指定」チェックボックスをON:数値モードにすると、絵が動く方向や回転の角度を数値で指定することができます。

 数値モード:ON時の制作画面

 

    ※数値モードの具体的な使い方は「ビスケットの使い方編」をご参照ください。

I 割れたメガネにする/しないを選択する

★開発中の機能です。しばらくお待ちください。

(5)設定や絵が描けたら、バツボタンで戻ります。

(6)描いた絵が表示されています。

2.1.2部品(絵)の大きさや設定を行う

(1)「本の情報を編集する」ページで、設定したい絵を選択します。

(2)ここで絵の属性を決めることができます。

青く色がついているのが設定されているボタンです。

ボタンを押すことで、設定を変更できます。

ボタンの説明

倍率

絵の大きさを変えることができます。

[+]ボタン、[−]ボタンで設定します。

描いた絵を、絵置き場に表示させます。

鉛筆ボタンを押した時、下絵として使うことができます。

絵置き場にはありませんが、鉛筆ボタンを押した時、下絵として出てきます。

絵置き場にも、下絵にも表示されません。

配置した絵を、ドラッグで操作できます。

配置した絵をさわれないようにします。

絵を長押ししてお絵描き画面になった時、通常のお絵描き画面と同様、色を変更できます。

絵を長押ししてお絵描き画面になった時、その絵で使われている色しか使うことができません。

前の画面に戻ります。

2.1.3新規ページを追加する

(1)[新規ページ]ボタンを押します。

(2)ページが追加されました。

2.1.4ページを複製する

(1)[copy]ボタンを押して、ページを複製します。

2.1.5ページの順序を入れ替える

(1)[up]ボタンを押して、ページの並び順を上に繰り上げます。

2.1.6ページを削除する

(1)[remove]ボタンを押して、ページを削除します。

2.1.7本のアイコンを作成する

(1)[鉛筆]ボタンを押します。

(2)ここで絵を描いてステージに配置すると、本のアイコンになります。

 

  (例:絵と背景色を変えた画面)

 * 表紙の絵の大きさを変えたい場合

  (i)[設定ボタン]を押して設定画面を表示します。

  (ii)[詳細設定]ボタンを押します。

   

  (iii)[アイコン3マス][アイコン4マス]ボタンで、絵の大きさを変更できます。

   

ボタン名

説明

標準

(初期設定時)

アイコン3マス

アイコン4マスより絵の大きさが大きくなります。

アイコン4マス

アイコン3マスより絵の大きさが小さくなります

 例1:アイコン3マスにした場合

 

 

 例2:アイコン4マスにした場合

(3)完成したら、制作画面の[バツボタン]で戻ります。

(4)本の表紙が変わりました。

©︎digitalpocket